その一着のWedding story 2

一生に一度、憧れの花嫁衣裳。

花嫁さんはどんな気持ちでその衣裳を選ばれるのでしょうか。

そしてその一着に込められた、デザイナーやコーディネーターの想い、

プロフェッショナルが手掛ける技術がどんなものなのか。

ここでは、選ばれたその一着一着の「ストーリー」をお届けします。

大人気ドラマを見て、素敵だと思いました。

2024年にNHKで放送された朝ドラ「虎に翼」。
実はそんなに朝ドラなんて興味がなかった自分ですが、

伊藤沙莉さんが結構好きだったのと、ちょっと面白そうなテーマだったので、

珍しく朝ドラを見始めたのです。
そしたら、はまってしまい・・・。笑

毎日欠かさず見るほどの「虎に翼」のファンになってしまいました。

そこで目にしたのが、主人公寅ちゃんの結婚式。

式は挙げず、記念撮影だけというスタイルでした。

古典的な黒振袖にベールをかけるという、

意外な着こなしがオシャレだと感じました。

新郎さんはタキシードではなく、正装のモーニング。

これもシックでカッコよい。

自分もフォトウェディングを考えていたので、

これは絶対に真似したい!!!

と思ったのでした。

実際に黒振袖を着ることになって、

まず驚いていたのは美容師さんでした。

振袖だと、かつらや自髪を結ったり、日本髪等のスタイルが多くて、

まさか洋髪にベールとは考えもしなかったとおっしゃっていました。

でも、それがかえって新鮮で良いかも・・・とも。

撮影を終え、アルバムはレトロな雰囲気が良いかと、

台紙のシンプルなものにしました。

それと、せっかくなのでアンティーク感が出るモノクロ写真と、

セピアの写真をそれぞれ額縁でサイズ違いでプリントしてもらいました。

出来上った写真を見て、

皆から「カッコいい」「素敵」「私も真似したい」など

と言ってもらえて大満足です。

花嫁さんは黒振袖にベール、花婿さんはモーニング。

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